ぽてちの推し事

語彙力の無いちなヤク初心者が140文字以内で語り切れないことを綴ってます。主に自分の記録用。

【東京ヤクルトスワローズ】推しの影響で野球沼に沈んだ話

 

どうも、ぽてちです。2020年からヤクルトスワローズを応援している初心者オタクです。

 

2021年は初めてヤクルトスワローズの本拠地である明治神宮野球場に足を運ぶことができ、Twitterで仲良くさせていただいている方々にお会いすることができました。

 

ネット上で知り合った人と会うのが初めてだった私は人見知りを発動しながらも、野球の話ができる喜びが勝り何とかお話することができました。

 

初対面の方とお話する中で必ず話題に上がるのが、

 

「なんでヤクルトのファンになったの?」「なんで〇〇選手が好きになったの?」

 

この二つの話題。今となってはなんでそうなったんだろう?と自分でも不思議に思うこともあり、そんなときのために振り返ってみようと思いました。

 

文章をまとめるのが苦手な私ですが、少しでも伝わればいいなと思い書いてみました。

ブログ初挑戦なので読みにくいとは思いますが、興味のある方はお付き合いいただけますと幸いです。

 

 

そもそもなんで野球に興味を持ったのか?

 これがですね、なかなか不純な動機なんですよ。

そもそも私は中学生のころからのジャニーズファンでして、特に今一番応援しているのが*1なにわ男子の藤原丈一郎

 

www.johnnys-net.jp

もしかしたらご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、藤原君はオリックス・バファローズのファンであり野球大好き青年です。普段からブログや、YouTube、コンサートのMCどんなところでも野球の話。そう彼は根っからの野球オタク。

 

そんな藤原君を応援するようになったことで、彼の贔屓球団の勝敗は気にするくらいに、野球というものに興味を持つようになりました。

 

藤原君の影響で野球に興味を持ち始めてからしばらくが経ち、野球界の大イベントを迎えました。

 

運命のスリーラン

 

前項でも書いた通り、そんな不純な動機で野球に興味を持った私でしたが、父がスポーツであれば何でも見る人なので大規模な試合や国際試合が中継でやっていれば常に自宅のテレビでは何かしらのスポーツが流れていました。

 

今思えばそんな偶然が重なったからこそ、野球界に語り継がれる名シーンを見ることができたのです。

 

2019年11月17日、仕事から帰宅してみるとその日も父はテレビでプレミア12決勝の試合を見ていました。

「今日は野球やってるんだ、後日藤原君から話題が出そうだな。」

そんな不純極まりない理由で野球を見始めました。

見始めたときは3-1で日本が負けていました。父親がブーブー言いながら見ていたこともあり、その時はこの流れじゃ負けちゃうのかな・・・と思いながら見ていました。

 

そして二回裏、”あの瞬間”がやってきました。

 

ツーアウトランナー1、2塁、バッターボックスには山田哲人選手。まず驚いたのが応援歌の大合唱。東京ドームに響き渡る「やまーだてつとー!!」に圧倒されました。

 

大歓声の中、逆転のチャンスとは思えないくらい落ち着いた様子でボールを見極めている様子に、「あれ・・打ちそうじゃない?」と思い始めていました。その時私は人生で初めて真剣に野球をみていたと思います。それまであんなに食い入るように野球を見たことなんてありませんでした。

 

5球目の大ファール。テレビの前で父親と「おおおおお!!」と叫んでしまいました。でもこの大ファールを見て、いけるかもしれない!!と手を握りしめながらワクワクしていました。

 

ファールで粘り続け8球目・・・

山田選手のフルスイングに乗って打球がレフトスタンドへ綺麗な放物線を描きながら吸い込まれていきました。

 

full-count.jp

 

「逆転!!スリーラン!!」

 

 

実況の声を聞いてハッとしました。テレビからは大歓声そしてダイヤモンドを笑顔でガッツポーズをしながら駆け抜ける山田選手。私は野球を見て初めて鳥肌がたちました。

誰しもがプレッシャーを背負う国際試合という大舞台、しかも逆転のチャンスに最高の結果を残した山田哲人がとてつもなくかっこよくて、輝いていて、眩しくて、野球って面白い!!こんな選手がいるのか!!もっとこの人が活躍するところを見てみたい!!

 

これが私が野球に興味を持ちヤクルトスワローズに興味を持つきっかけでした。きっかけは不純だったけど、おかげでヤクルトファンへの扉を開くことができました。

 

ありがとう藤原君。(オリックスじゃなくてごめんね。)

 

努力の天才、川端慎吾

 

運命のスリーランを見てから私は、根っからのオタク気質なのでとにかく山田選手が所属しているヤクルトスワローズを徹底的に調べました。しかしその時はシーズンオフ。見たくても試合は見れず、開幕かと思えばコロナで延期・・・必然と過去の情報を調べることが多くなりました。(今思えば開幕までの準備期間だと思えばありがたかったです。)

 

調べていく中でヤクルトスワローズの公式アプリにたどり着きました。専用アプリなんてあるんだーと感動したのも束の間、月額440円の壁にぶつかりました。いやそれくらい払えよという感じですが、まだファンになって数か月。公式戦もまともに見たことがない自分が使いこなせるのだろうか?とちょっと考えました。しかしオタクの新規ハイの力はすごく、アプリ内で会員専用動画があることを知ると即入会しました。

 

そんな初心者オタクが最初に出会った動画が

 

*2「畠山・川端・山田選手 焼肉座談会」だったんですよ。(初見でそれは沼るはと思った人はお友達になってください。)

 

それはそれは三人の掛け合いが面白くて、特に山田選手、川端選手の会話が私のドツボにはまってしまいました。もっとぶっちゃければ山田哲人の隣の人かっこよくない?とまたまた不純な動機で川端慎吾選手に興味を持ち、調べ始めました。

 

「前回優勝した時首位打者になった選手なのか。どんなプレーをする選手なんだろう」と思いまずは動画を探しました。すると野球ど素人の私でも、「なんであんな球が打てるの!?」と衝撃をうけるようなバッティングの数々。くさい球はファールで粘り(そのファールも意図的に打っているのは素人目にもわかった)甘い球をヒットゾーンへ運ぶバットコントロールに魅了されました。これが「天才」と呼ばれるバッティングなのかと。

 

しかし川端選手に興味を持って調べていくうちに腰の手術を受けたばかりであることを知りました。「今シーズンは一軍では見られないのかな」と思っていました。その時は。

 

2020年、個人的な話ではありますが私は5年務めた会社を退職し、新しい職場で仕事を始めました。なれない仕事に振り回され、常に職場は人手不足。メンタルも体もボロボロでした。そんなときに元気をくれたのが川端選手でした。

 

仕事終わりにファームの試合速報を見て「今日は試合に出れたんだ」「今日もヒット打ってるすごい!!」手術を終えて復活への道をたどる川端選手と同じ時期に新しいスタートを切った私は、自分と川端選手を重ねて、川端選手がこんなに頑張っているんだから自分もがんばろう。そう思って毎日勇気をもらっていました。

川端選手は地道に二軍で活躍を続け7月にはついに一軍へ昇格。

 

そして2020年7月25日をむかえました。

 

7月25日巨人戦、9回同点1アウト満塁、千載一遇の大チャンスで代打川端選手が打席に立ちました。あの日私は泣きそうになりながら頑張れ!!頑張れ!!と祈りながら見ていました。初球は空振り。正直この時はまともに画面を見ていられませんでした。手術を終えてから地道に努力を重ねてここまで来たんだ。絶対打てる。天才川端慎吾なら絶対打てる。そう信じていました。

 

そして川端選手は2球目で見事に球をとらえ三遊間を抜ける川端選手らしいヒット放ちツバメを勝利へ導きました。

 

www.youtube.com

ガッツポーズをしながら満面の笑みの川端選手、ベンチから飛び出してきたチームメイトが駆け寄る姿に涙しました。しかもその日はコロナ禍の中、有観客での本拠地戦初勝利。誰よりも復活を望んでいたファンの前でお立ち台に上がる川端選手は神々しさすらありました。

 

この日私は野球を見て初めて涙を流しながら喜びました。それと同時にこんなに川端選手が好きなんだなと自覚し、これからの川端選手の野球人生を見届けたいと思い、どんなことがあっても応援し続けようと決めました。

 

 

簡単ではありますがこんな感じでズブズブと沼に沈み、今では野球が、ヤクルトスワローズがない生活が考えられないくらい大好きです。ほぼ知識0だったので勉強することばかりですが、知れば知るほど野球は面白いなと思える日々が楽しいです。

 

これからもスワローズにもらっている元気や勇気を返せるくらい応燕し続けたいです。

 

 

いつか神宮で思いっきり声を出して応燕できる日を夢見て。

 

 

 

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2021年10月 明治神宮野球場




 

 

 

 

*1:2021年に11月12日CDにデビュー。小学生のころからのオリックス・バファローズファン。

*2:15年打撃三部門(打率、本塁打、打点)タイトルホルダーが集まって、ファンからの質問に答えながら焼肉を食べるという動画。20年に期間限定で再公開されていた。